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落合「多幸兵衛」さんで、おでんと明石焼を喰う

 落合の「多幸兵衛」さんに伺った。
 京風おでんと明石焼きで知られたお店である。
 東西線・落合駅といったら、高田馬場と中野の間で、
 どちらからでも3分で着くのだが、あまり用事がなくて
 まず来ることのない駅ではある。
 多幸兵衛さんには以前2度ほど伺ったことがあるが、
 それも多分、もう1年以上は昔のこと。
 落合駅に降り立つのは、それ以来じゃなかろうか。
 駅を出て、早稲田通りを高田馬場方向に歩いていくと、
 通り過ぎたかな、と不安になる頃、右手にお店が見えてくる。
 手前のうどん屋さんの方が店頭が賑やかで、こちらの方が
 目印にしやすい。
 多幸兵衛さんの店頭は、凄くさっぱりしていて、縄暖簾と
 白提灯ぐらいしかアイ・キャッチがないし、引き戸もアルミ
 サッシで素っ気ないのだ。
 で、その暖簾をくぐると・・・

中は、いかにもおでん屋さんの風情で、派手な提灯や吊り下げの明かりが気分を出している。奥に長いカウンターは入り口側が鉤の手に折れて9席あり、おでんだねを記した黒塗りの札や、壁面にぺたぺた貼られた紙製の品書きもいい感じで、外観と店内のギャップで、まず来店客は「おでん屋テンション(?)」を上げられるようになっている。
奥の方に小上がりがあるので、キャパは13〜15名といったところ。
お店を経営されるご夫婦ふたりで切り盛りしているようなので、ちょうどいいスケールなのだろう。阪神大震災で神戸のお店を失って、東京に出てこられて心機一転このお店をやっておられる、という記事をネットでもよく見かけるし、お店の壁にもそのエピソードの載った新聞を貼り出したりしているが、このご夫婦が愛想がいいというか、お店の雰囲気を明るくするようにお客さんに声を掛けたりしているので、慣れないお客も居心地の悪い思いはしないで済むようになっている。
今日の先客は小上がりにサラリーマンのグループ(人数不明)と、カウンターには奥からアベック2組、女性の一人客の5人が並んでいる。このカウンターに座るお客さんがみな若い。アベックのうちの一組は間もなくお勘定してお帰りだったのだが、いちばん奥のアベックは学生かなと思える若さ。その男性の方が、おでんだねの札を見ながら、これは何あれは何?とご主人に聞いているのだが、何でも聞けるのは若さの特権かな。ご主人も親切に受け答えしていて、例えば「ねぎいかだって何ですか?」「葱を筏みたいに串に刺したもんや」「じゃあ宇和島ってのは何ですか?」「じゃこ天のことや」「じゃこ天?」「小魚をな、すり身にして揚げたもんや」といった感じ。一人客の女性はご常連のようで、ウーロンハイか何か飲みながら、テレビのバラエティ番組を見て笑っている。「詰めて座ってねえ」とおかみさんに言われるまま、女性客の隣りに着席。
まずは、瓶ビールを注文。アサヒスーパードライが出てくる(ちょっと残念)。
 続けておでんを注文。札書きに飛龍頭とある。
 いいじゃないですか、京風おでんのひろうす。
 で、これを注文。おでん鍋を見ると、なると巻きが串刺しで
 煮えている。これと、玉子も注文して待つ。
 東京流では3〜4品なら一皿に盛るが、こちらは京風なの
 で、ひろうす一個をお皿に盛り、なるとと玉子は両方串刺し
 のまま、ふたつで一皿に。これら3品とも、おでん鍋の脇に
 ある壺から味噌をかけ、細かく刻んだ紅生姜とあさつきを
 散らして出される。見た目に綺麗で、いいじゃないですか。
 以前の印象では、この味噌だれが甘過ぎて自分には合わな
 かったのだが、今回はどうだろう。
 まずひろうすは・・・ これは、がんもどきですね。
 うろこを表す百合根はまだしも、龍眼を表すという銀杏が
 入ってない。うーん、残念。味噌だれも、以前食べたとき
 ほど抵抗は感じないが、やはり自分には甘すぎる。
 掛かってない方が、いいなあ。せっかく出汁も塩気も効いて
 いるんだから、これで十分なのに。紅生姜とあさつきのトッピングは抵抗なく、いける。こういうひと仕事で、おでんが一品料理に昇格する訳だ。玉子となるとは、少しずつ味噌だれを、出汁で洗い流しながら食べてしまった。

お隣の、一人客の女性のところに、明石焼きが出てきた。大振りで熱そうで、美味そうだ。これをこのお店で注文したいと思いながら、おでんでお腹がいっぱいになってしまうので、食べたことがない。今日は、ぜひいただきましょう。明石焼き注文。ついでにお酒も、「地酒をお燗でください」
地酒というのは、菊正宗のガラス徳利で、450円。普通にお酒をたのむと剣菱500円が出てくるようだ。明石焼きはご主人の担当で、奥のアベックの注文した蛸信太焼きが次の番のようだから、少し時間が掛かりそうだ。

 で、豆腐とつみれを注文。
 この2品は、味噌だれなしで、豆腐には紅生姜・あさつきの
 トッピングと、醤油をちょびっとかけて、つみれは何もかけな
 いでそれぞれ別皿に乗って出てくる。
 写真撮っていたら、すぐに自分の分の明石焼きが登場。
 これはもう、おでんといっしょに撮ってしまおう。
 カタカタと料理皿を並べ替えていたら、お隣の女性に笑われ
 てしまった。「全部、写真撮るんですねえ」
 いやどうも、騒々しくてすみません。それに、やはりケータイ
 のカメラでは、うるさいし、目立つんだよな。
 ちょうど切りもいいので、撮影終了。
 さあ、おでんと明石焼きをいただきましょう。
 豆腐とつみれ、いいねえ。豆腐が、つるんとしながらしっかり
 と重みがあって、出汁とトッピングがよく効いている。
 つみれも、美味しくて、酒に合う味だ。
 明石焼き、これも美味い。熱くて食べるのが大変だけど、
 フワフワのコロモとプリプリの蛸が好対照で、しかもまろやかなツケ汁によく絡む。これは絶対ビールに合う味だな。
明石焼きがボリュームあるし、おでんもタネがすこし大振りなんで、もっと食べたいが、満腹です。
お勘定をお願いすると、2350円だった。
明石焼き550円、酒450円だから、ビールとおでん5品で、1350円ということになる。
ビール500円、おでん一品平均170円というところか。

ご馳走様でした、と席を立つと、ご主人とおかみさんが元気よく「おおきに、ありがとう」と送り出してくれる。ビール1本、日本酒1合なのに、酒が不思議に回っていた。

| izakayawalker | 12:55 | comments(5) | trackbacks(1) |
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Comment
究極のおでん屋さんですね!
明石焼きもあるなんて…しかも、神戸でお店出してらした方…

ちょうど、神戸の仲間と忘年会していてこちらのブログの宣伝してたんですが、(東京のおでん屋さんにのみに行こう!こちらのブログ見て作戦会議たてよう!)まずはこちらのお店に下見に行ってみたいと思いました。
(なんてったって明石焼きつきですもの!)
Posted by: midori |at: 2006/12/13 1:06 AM
ブログの宣伝までして頂いて、ありがとうございます!
蛸信太焼きも美味しそうでした。
何人かで行くと、いろいろ食べられるんでいいですよね。
あと、明石焼きを付けるつけ汁が、絶品でした。これだけをお替りしたいと思いましたよ!
Posted by: 居酒屋ウォーカー |at: 2006/12/14 12:00 AM
またまたこちらに伺っていてふと、気になったのですが、明石焼きのお汁に入ってるのは、三つ葉ですか?
Posted by: midori |at: 2007/01/06 7:20 PM
はい、その通り。お汁には三つ葉が散らしてありました。
普通、本場では違うんでしょうか・・・
結構たっぷりはいっていたと思いますよ。
Posted by: 居酒屋ウォーカー |at: 2007/01/07 12:22 PM
>普通、本場では違うんでしょうか…
いえいえ。三つ葉が正しい(私的に)です。(笑
明石焼き(明石では玉子焼きといいますが)のお店、恐らく多くが三つ葉を使ってると思います。あのすまし汁には三つ葉が合うんですね。ネギやとちょっとうどんっぽい(更笑

三つ葉たっぷりは完全に私の大好きなパターンです。早く行かなくちゃ!
(いま、明石焼きのことを下書きしてるので、そちらで、またトラックバックさせてくださいね〜!)
Posted by: midori |at: 2007/01/08 6:44 PM








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明石のたこ焼きのこと、 明石焼き ゆうですやん。あれ 「玉子焼き いわなあかん」 ゆうて怒られるんですわ。明石駅前のお好み焼きと明石焼きのお店、 【お好み焼き道場】 ユーザーの先輩に。(笑なんでやろう?
コーベのことでもかこうか | at: 2007/03/04 10:50 PM

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