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蛸。章魚。たこ。タコ。
おでんにおけるタコの地位はイカほどのものか?
とくに、イイダコはどうなのか。
みどりのかぜさんのブログ「コーべのことでもかこうか」のコラム「飯(イイ)の入ってない飯ダコ」を読んで、考えさせられてしまった。
自分としては、タコ足もイイダコも大事なタネではあるが、主役じゃないような・・・ しかし脇役というには、なんとなくおでん鍋における存在感が大きいし。
これはもともとの、田楽の頃からの流れで、昔の田楽って、豆腐かコンニャクかタコ足を串に刺して焼いたものだったから、タコは、歴史的には“おでんダネ界の古豪”と呼ばれてもいいモノなんじゃなかろうかとは思う。
たしかに、おでん屋さんの店名をみると、「タコ」の名が使われているケースは結構多い。当て字をしてる場合が殆どだが、「その方が粋」という感覚なのかと、思う。
ざっと見渡しても、多古久、大多幸兵衛、お多幸多古菊、丸太ごうし(←これはちょっとこじつけ過ぎか?)、あたごおる(そんなおでん屋さんはない!←でも「アタゴオル物語」では、秀吉の初期の大好物は酢だこなのであった。。。やっぱちょっとムリ過ぎるか)

実は、自分もタコは好きなタネだったし、一時期はタコ足にせよイイダコにせよ、よく食べていた。ただ、みどりのかぜさんのやってらっしゃるブログの記事を読んで、イイ(卵)にこだわるのが関西では当たり前、と知って、かなりのショックを受けてしまった。自分は、イイダコにイイを求めたことすらなかったのだ!
イクラにせよタラコにせよ数の子にせよ魚卵は大好きだったのに、鰈の煮付けだって、ししゃもだって、腹子があってなんぼのモノなのに、イイダコのイイには、気づくことさえなかったのだ・・・ あまりのショックに(ホントは質問するチャンスを得たことを、いい口実に)、さっそくお馴染みのおでん屋さんへと伺って、「イイダコ、ある?」と取材してしまった。














 写真は、おでん屋さんで注文した際のおでん皿の様子。
 皿の右寄りにイイダコが一匹。最初は2匹だったが、
 すでに一匹は私の腹の中に収まったところである。
 手前の白いのがシラタキで、その奥につみれが見える。



こういうとき、ちゃんとしたおでん屋さんは、タネにまつわるバックグラウンドをよく知っているのでありがたい。
おでん屋さんいわく、関西ではイイダコのイイを重要視するのが当たり前で、一方、関東では、若い世代は全く頓着しないが、60才以上(すなわち昭和20年頃より前の生まれ)の人は、「アタマ膨れたタコ」と表現して、やはり珍重しているらしい。東京のおでん屋さんでも、年末から2月頃までのイイのはいる時期は、そういう60才以上のお客さん用に、イイの入ったイイダコをなるべく多く仕入れるようにしているそうだ。そうして、イイが一杯詰まってパンパンに「アタマ膨れた」イイダコを、子宝に恵まれる縁起物として美味しくいただくのだそうだ。
全然知らなかった。年末から2月頃が勝負らしいから、これは是非、頂かなければ!

ところで、今回おでん屋さんに教えて貰った話では、ほんの数十年前まで、東京湾の奥の方、つまり北側にはマダコがうじゃうじゃと居て、ちょうどグアムのナマコのような状態だったらしい。遠浅の海にずんずん歩み入り、海中に手を伸ばすだけで、ごろごろと横たわるマダコを手掴みで獲れた程だったという。そんな訳で、東京湾の北半分では、簡単に獲れて美味いマダコを主に喰い、マダコが東京湾の奥の方ほどにはいない房総半島寄りや三浦半島寄りの東京湾南側エリアでは、イイダコをよく食べたのだそうだ。
多摩のいなかで育った私にもこれはあてはまるようで、マダコはよく食べていたが、イイダコって、子どもの頃には食べた記憶がない。つまりは多摩地区は北東京湾圏であったということか。イイダコは居酒屋やおでん屋に行くようになって、初めて知ったような気がする。しかし、ちょっと待てよ?関西で明石のタコが珍重されるように、関東では久里浜のタコがブランド品扱いされるのだが、久里浜って、さっきの話を鵜呑みにするとイイダコエリアなのではないか?東京湾の出口に近い水道域だから、海流が速いせいでタコの味があがるのか。久里浜沖は海底の砂地が良質でカニが多く、このカニを食ってたからタコの肉質がよくなるのか。あるいは、イイダコの多く獲れるエリアだから、たまに獲れたマダコを希少視するのか・・・  またおでん屋さんに行って確かめなければ。
| izakayawalker | 23:40 | comments(3) | trackbacks(0) |
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Comment
わぁ!さっそくのイイダコ取材ありがとうございます。お店の方の情報は本当に心躍る内容でした。実は、私、タコが大好きなんです。イイダコももちろんですけれど、美味しいタコは本当に思い出すだけでお口の中が…
 東京でもイイ(飯)の入ったタコが珍重されていたのを知って、とてもうれしいです。本当に是非一度食べていただきたいです。あのイイは。一見さんでは無理でしょうが、一度関東のおでんでイイの入ったイイダコを食べてみたいものです。(恐らく普通のイイダコの4倍くらいの値段がするのでは?そこらへんももしよければ次回取材をお願いいたします)

イイダコは東京湾の外の漁獲物?というご推察でしたけれど、ちょうど先日鎌倉の方に住んでいる元神戸出身者がイイダコを磯で捕まえて食べたそうで、その説を裏付けているように思いました。

ところで、明石のタコ。本当に美味しいですが、あのタコは海流の激しいところで育つから美味しいのだと(鯛も同じ)小さい頃には聞かされていました。実際はどうなのか?でも、身がしまって旨味が凝縮されていて、活きジメを湯がき上げたばかりのタコは本当に美味しさの極致だと思います。
Posted by: みどりのかぜ |at: 2006/11/21 4:07 PM
タコ、いいですよねー(涎)
居酒屋さんでいただく、タコのから揚げとかタコブツも大好物です。あと、生タコを塩で。クチの中をクチュクチュ刺激するねばりと歯応えが堪りません!
Posted by: 居酒屋ウォーカー |at: 2006/11/22 11:39 PM
タコ、美味しいですよね〜!
ちょうど昨日もおでんにしようとスーパーで買い物をしていたら、なんと生のイイダコがあったので購入、おでんで頂きました。一つだけ、イイが4分くらい入ったのがあって大喜びでした。
一緒におでんを食べていた姑に聞くと、確かに東京でもずいぶん昔はイイダコにイイが入っていたそうです。(彼女はちゃきちゃきの江戸っ子)でも、結婚してダンナ(つまり舅)がイイダコ好きでよく食べるようになるまで、イイの入ったイイダコを食べたことはなかったと言ってました。ちなみに舅は関西出身。京都にも住んでいたことがあります。なにかの御参考になりますでしょうか。(^。^)
Posted by: midori |at: 2006/11/23 4:54 PM








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